半影食も20:31-26:31まであったのですが、
見た目的にはちょい暗いだけなので部分食ほどのインパクトもなく。。。
やっぱり一番のインパクトは、皆既食での赤い月ですね!

とても暗くて、シャッタースピードが遅くなるので地球の自転の影響を受けてしまいます。
撮ってる最中には、自然と「今宵、月は、赤く染まりー♪」な曲が流れていましたw
(ベン・トーOP: LIVE for LIFE 〜狼たちの夜〜/愛美)
地球の影の動きが分かる部分食を連続撮影して、くっつけると。
皆既月食の連続写真 (画像をクリックすると拡大画像が表示されます)

欠けていく、満ちていく月がハッキリと見えました。
約1時間半かけて動いていくのですが、みるみるうちに影が動いて感動でした。
月と星空を撮ってみました

真ん中あたりの大きな丸点が皆既食の月、右下にオリオン座などあります。
若干赤いのはうす雲や大気に反射した街の明かりですかね。
そして、月の周辺でも星がしっかり見えるのがスゴイ。
月と星空が一緒のような明るさで撮れるなんて、皆既月食のような時でないとできないです!
半影食での満月

いつもよりちょっと暗くなってきているのですが、
そもそも明るさが十分なので、いつもの満月との違いは肉眼では全くわかりませんでしたw

始まったときは雲が多く流れていて、どのくらい撮れるのか不安でしたが、
皆既食のころには完全に晴れて快適な環境で撮影できたのはよかったですね。
雲があると明るさが大きく変わるので、マニュアル露出で撮影していると
シャッタースピードなどを撮影のたびに変える必要があって大変でした。
MFで無限遠にして、シャッタースピード、ISO感度を明るさに合わせて変えながら撮っています。
冬の夜空を求めて遠くに出かけずとも、自宅からでも簡単に見られたので、
東京界隈の方で飲み会帰りなどでも見た方は多いのではないでしょうか。
(他の地域の天候までは把握していないので)
次回の皆既月食は、2014年10月8日にあります。部分月食は2012年6月4日。
ただ冬の方が空気が澄んでいるので、2018年1月31日が楽しみです。