
Kissとかのような下流機種には内蔵フラッシュが付いているのですが、
5D2以上の機種ではカメラ本体にストロボが無いので、
いつも大きいのをポケットに押し込んで撮影していたのですが、
スレーブやリモコン機能も付いた小さいスピードライトが発売されたので買ってみました。
直光、バウンズ、内蔵と外付けの違い、天井の色などを変えながらの撮影イメージです。
比較写真は基本的に絞りSS固定のマニュアルで撮っています。
パッケージ


ストロボ本体がコンパクトなので箱も驚くほど小さいです。
中身もシンプルで、本体、ポーチ、スタンド、説明書、保証書。
270EX II、一回転。




さすがにフィギュアのように斜めはいらないだろうと、4方向のみ。
正面は発光部と赤外線等、横はリモコンボタンor電池挿入口、後ろはスイッチですね。
ガイドナンバーのアップやバウンズ



カチッと発光部を伸ばすとガイドナンバー(ISO100・m)が22から27にUPしますw
上方向のバウンズ発光もできるように向きを変えることができます。
大口径のズームレンズでのケラレを確認してみました。
下のような写真の状態(大きいストロボをつけた状態)で撮影しています。

内蔵ストロボ

270EXII

大きいストロボ

フードがあるので本体から高さのない内蔵は、スカートあたりから盛大に丸い影が。。。
シューに直付けの270EX2で脚のタイツなどがしっかり見えるようになりました。
それでも影があるので、ちょっと意図的にフードつけて近距離で撮ってはいますが、
最後のようなGN40以上の大きいストロボが必要かもしれません。
つづいて、内蔵・外付け直光とバウンズの違い。
Kiss X4内蔵で発光

270EX2をデフォルト状態で発光

270EX2を上に向けてレフ板で反射(疑似天井)

内蔵や外付けでも直光だと後ろに影ができていますが、
バウンズさせることで、影がマイルドになって光が回っていることがわかりますね。
上からの光なので前髪の影は下にレフ板などを用意して対策が必要ですね。
ちなみに、天井の色がかなり重要です。
レフ板で疑似的に撮影ブースに天井を用意してフラッシュ単独の光で見てみると。。。
疑似天井に使った紙の色は以下のものを使いました。

白

黒

砂色(木の色)

黄緑色

赤色(朱色)

山吹色(オレンジ)

光が1つなので天井の色が思いっきり載ってしまいますね。
極端な色の天井ですが、かなり白と砂色でも違うのがわかってもらえるかと思います。
個人的には、ストロボのない機種で使うのに
ポケットに入れておける小さいのが欲しかったので、サイズ的には完璧ですね♪
この小ささでバウンズできるので緊急用にもオススメです。
ただ、途中でも説明しましたが、ケラレや縦にしたときのバウンズまで考えると
もう少し大きいサイズで首が横に振れるのが良いかと思います。
最初の本体の装着図が面白いバランスに見えますw
バウンスの首の振り方がまさかそこで折れるの!!
ってところで折れてて驚きました((笑
出来る限り軽装で出かけたい時にちょっと鞄の隅に入れておけそうなので便利ですね。
すばらしいギミックですよねw
小さいけど高感度に強いカメラだと問題ないので便利です。
キャノンユーザーでないと恩恵を受けられませんが。
バウンズもできますし、内蔵ストロボの倍ぐらい光るのでとってもおすすめです。
大きさ的にはずんぐりしたコンデジというサイズで邪魔にならないですね。
リモコン機能も意外と便利でした。