撮影倍率が違うとどのくらい違うのか?ということで、
一般的なレンズの撮影倍率1:1(1倍)〜1:5(0.2倍)ぐらいの範囲でお見せします。
比率で示したり、小数点で示したりしますが、小学生の割り算レベルの換算なので。。。
今回は写る範囲の話なので手持ちライブビューで撮っていて、ブレ&前後揺れはご容赦ください。
あと、明るさとかも全く意識してませんので悪しからず。
1:5

1:3

1:2

1:1

画像に収まる範囲が大きく違いますし、アップのことを考えると、
1:1(1倍)と1:2(0.5倍)でもぜんぜん違うので、やはり1倍は欲しいところ。
(1倍の画像は、前ボケが入っているし、前後ブレしています)
ちなみに、一番前にピントを合わせてみると。

開放で撮るとほとんど後ろのものが判りません。
やっぱり、全開放F2.8最短距離は、花とかに使うしか用途がないですね。
続いて、一般的なデジカメ(コンデジのIXY-910IS)。
※コンデジはオートでピントが合う最短のところで撮っているだけなので。
顔にピント

一番前にピント

当然、マクロモードで撮っているのですが、0.4倍ぐらいの印象。(スペック見てないw)
手前にピントを合わせると全身が入ってしまうレベルです。
同じくコンデジ分類の高倍率ズーム機(PowerShot S2 IS)で試してみると。
6mm(36mm相当)

72mm(430mm相当)

マクロモードで撮っていますが、画角の比較としてもズーム(焦点距離)による違いが出ています。
レイジングハートの写り方が違って遠近感の違いも判るかと思います。
最大ズームにしても、撮影倍率は0.3倍とまでは言えないかなレベルですね。
絞りはF2.7固定しているので、デジタル一眼レフと同じF値でありますが、
ボケ具合がぜんぜん違うのですが、フィギュア(物撮り)であれば、
ボケよりもクリアに写すことが大事だと思うんで。。。
ただ、コイツには必殺技があるので、ボケも出せなくはないです。
スーパーマクロ

Sマクロにすれば、超接写なのでボケのある写真が撮れます。
ですが、焦点距離は固定になりますし、カメラ自体が陰になるので”出っ張り”を撮ること以外には使えないですね。
それにしてもレンズが汚れてる。。。
一眼レフを買うとレンズを買いたくなるので、安く見積もっても総額20万は覚悟する必要があるので、
全体をくっきり撮りたい(ちょっとアップ程度)だけなら、
コンデジのマニュアル系が充実している機種がオススメになりますね。
ただ、ボケが欲しい場合は一眼レフになってしまいますし、
アップを撮りたいなら撮影倍率が高いレンズを購入する必要はあります。
でも、カメラが趣味でない場合は、見せるために撮るならアクセス数がなきゃ意味ないし、
フィギュアコレクションなら実物もあるしっていうコスト見合いのバランス感覚は必要かと思います。
カメラが趣味になるなら、借金しない程度に楽しみながら徐々に買い足していってください。
(生活しながらでも資産増加が月100万円以上あるような人はご自由にw)