2010年04月25日

デジタル一眼レフ&コンデジのフィギュア撮影講座 〜其の参〜 ライティングに時間をかけるべし!

フィギュア撮影レビューについての個人的な講座の3つ目です。
今回は、カメラ側の話というよりも重要だと思うライティング(照明の当て方)についてです。
部屋の天井固定照明とRIFA(可動照明)での違い、レフ板を1つ使うだけで影が変わることをお見せできればと思います。
あと、部屋の天井にある蛍光灯だけの撮影環境においても、反射光をコントロールすれば、
5年前のコンデジ(いわゆるデジカメ)で、それなりに撮れることが判ってもらえればと思います。
(サンプル画像はクリックすると1200pixで開きます)

IMG_8258.jpg

涼宮ハルヒのフィギュアはちょっと後方に設置していますが、
これもレフ板のようにグラペの反射を使って光を補うためです。
なお、色がある背景紙を下に敷くと色被りします(その色が反射して色つき照明を当てたようにフィギュアに写る)ので、
色被りを防ぐためにも手前には必ず白いものを使うようにしてください。

まずは、RIFA1灯でディフューザーの有無、レフ板の有無だけで、
光の強さが変わったり、どれぐらい影が取れるか。
基本的に、カメラの評価測光を使っていますので、一部を除いて明るさは自動です。

直光(ディフューザなし)
IMG_0246.jpg

レフ板なし(ディフューザーあり)
IMG_0247.jpg

レフ板あり(ディフューザーあり)
IMG_0248.jpg

”直光”は、60Wの蛍光灯(東芝ネオボールZ緑の60W)を50cmの距離に設置したもので、
ディフューザを付けたものと比べると、脚のフトモモの光や影が強く出ているのが変わっていると思います。
また、写真では少ししか写っていませんが、斜め後ろに伸びている「影」自体も薄くなっていることが判ると思います。
次いで、カメラの右側からRIFAを1灯だけで当てたものとライトの逆側にレフ板を置いたものの比較ですが、
”レフ板なし”の方は、全体的にギターや顔などの左側にが影になっています。
レフ板を1つ置くだけで”レフ板あり”ように全体に光が回すことができます。(配置は最初の写真)
ただ、立体感を出したい場合やコントラストを付けたいようなフィギュアを撮るときは、
あえて黒い板を置いて(光を反射させずに)影を強調するというワザもあります。
写真は好みですから、良い悪いは個人の主観になってしまいますんで。
ちなみに、「ディフューザー」や「レフ板」を買わなくても、白い紙や布であれば同じ効果が得られます。

続いて、照明を遠く(倍の1mの距離)に設置するとどうなるか。。。

IMG_0251.jpg

当然、同じ設定(F値、シャッタースピード)だと、照明が遠くなった分だけ明らかに暗くなりますので、
カメラの標準露出(自動の評価測光)に戻してみると。

IMG_0249.jpg

照明の方向は変えておらず、シャッタースピードが遅くなっただけではありますが、
逆に髪の毛の影が濃くなってしまいましたね。

私にとっての定位置にRIFA戻して、上の一灯を追加すると、
背景にも明るさが回りますし、下の影もなくなります。
(デフォルト構成にしただけでライティング調整は全くしていません)

IMG_0253.jpg

結局は、フィギュア毎にライトやレフ版の向きを変えながら、
(自分の好みですが)ベストだと思うところでセッティングすることになります。
意外と、撮ることよりも照明の位置を決めることの方が時間がかかったりします。。。

参考までに、天井の照明だけで撮ってみると。。。

その1
IMG_0254.jpg

その2
IMG_0255.jpg

天井照明の方向は、RIFAとたまたま同じですが、
高さが全く違うので、その1では前髪で顔が陰になってしまっています。
その2は、フィギュアの直近で鏡を使ったので反射光が強すぎましたねが、
ギターに光沢感が出たり、顔の影が減ったりしているように感じます。
ただ、下にできている影は1灯なので中々消せません。

最後に、同じ”天井照明だけ”の環境で、今から5年も前に発売されたコンデジで撮ってみました。

IMG_0587.jpg

コンデジのJPEGは縮小リサイズ以外は一切していませんし、
カメラの自動に任せているので「誰が撮っても同じ写真」になると思います。
ライティングは”その2”をベースにして反射具合をコントロールしているだけです。
左上に影が出来ているのは上の機材を動かすのが面倒だったせいで動かせばなくなりますし、
コンデジでも、部屋の天井にある固定照明を反射させるだけで、
それなりに綺麗なフィギュア写真が撮れるぐらいに光のコントロールは重要なファクターになります。
(写真は、若干青白いですがホワイトバランスを調整すれば解決します)

お金をかけてでも”ボケ”が欲しい場合は、一眼の選択になりますが。。。

とりあえず、部屋の天井一灯だけの環境でブログ等のレビュー撮影されている方が多いように感じますので、
一眼でもコンデジでもカメラ本体が違うだけで、光のあたりぐらいが変わるわけではないので光を反射させてみてください。
出来れば、天井照明と同じブランドの蛍光灯を一つ増やして、当て方を試してみると劇的に変わると思います。
(騙されたと思って、RIFAでなくともデスクスタンド1つでも増やして試してみてください)

(撮影講座の目次に戻る)


posted by HINA at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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