Canonのデジタル一眼レフ「KISS」を使ってのフィギュア撮影講座のその2です。
今回は、フィギュアを撮るためのレンズの画角(焦点距離が何mmかで決まる)と
それによって写る背景の範囲から背景紙にどのくらいの大きさが必要かを見てみます。
とりあえず、こんな感じで背景紙とフィギュアを設置。(背景はサイズごとに判りやすい色分け)
レビュー対象のフィギュアの大きさ(5cm級、10cm級、20cm級)に合わせて、
レンズの焦点距離やカメラの位置(フィギュアとカメラの距離)を変えて必要なレンズを探っていきます。
絶対画質を求める方は、単焦点レンズでレンズ交換をし続けるか、
長めのマクロレンズでフィギュアに近づいたり離れたりするべきですが、
焦点距離を変えるのが楽ということでズームレンズを参考にするために
レンズはEF 24-105mm F4LとEF 70-200mm F4Lを使いました。
なお、ライティング講座ではないので、背景紙の選択や設置、光の当て方は適当ですので悪しからず。
それでは、画像を見ていただきたいと思いますが、
レンズの焦点距離は注釈のない限りは35mm換算ではなく、
純粋に表示されるレンズの焦点距離を書いていきます。
(購入されるときには、その数字で探すといいと思いましたので)
ねんぷち(5cm級)
ねんぷちレビューを目的にするなら、100mmぐらいのレンズを使って50cm程度離れると、このように写ります。
ねんどろいどなら、もう少し離れて撮るか焦点距離を短く70mm程度にして画角を広げます。(写る範囲が画角)
一般的なレンズは「最短撮影距離」が0.4m以上になるので、これより小さいモノを撮る場合には、
Microと書かれている”マクロ”レンズ(ニコンは”マイクロ”レンズ)が主な選択肢になると思います。
単純にアップにするなら何百mmとかの超望遠レンズにすれば良いようにも思ってしまいますが、
どのくらい大きく写るかを示す「撮影倍率」が0.3倍を超えるようなレンズは稀なので、
フィギュアとカメラの距離が離さないとピントが合わせられないので結果は同じでダメですね。
背景紙は見てのとおりピンク色だけしか写っていないので、この場合はA3サイズで十分ですね。
20cm級(一般的なフィギュアのサイズ)を撮ってみると次のような感じになります。
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posted by HINA at 15:00
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