何通かフィギュア撮影の環境を教えてほしいという声を頂いたので、ちょっとだけですが紹介したいと思います。
撮影スタイルと設定を明かしてしまうと、基本的に私はやらないレタッチを無視すれば同じような写真が撮れますけど、
あくまで私の撮影スタイルは参考の1つという程度にして、自分で思考錯誤されたらと思います。
(レタッチとライティングに個性が出ると思いますので。。。)

基本的には、スタンドやアームにRIFA-Fとか付けた蛍光灯での撮影にしていますが、
陰影を強く出した写真にしたいときはスポットを使ったり、
ちょっと前からポートレート業界で流行っている”あえてストロボ直光”とかも使います。
左に白い垂れ下がったものが見えると思いますが、そのトレペを透過させたものとかを稀に。
トレペは三菱製紙の40gのやつ。
まぁ、今回は余計なものを写さないために使いましたけどw
また、スタンドに付けたレフ版でRIFAの光を反射させて影を抑えています。
このレフ板ではなくて鏡を使ったのが前回ねんぷち撮影したものになります。
レフ版は写っているのが中サイズで、倍サイズや半分のサイズを使うこともあります。
全部で8枚持ってますが、外からの光をさえぎるのに使うのを含めても4枚以上は同時に使わないですね。
レフ板でも種類が違うロールレフはフィギュアでは使うことはないですね。。。
1m級のフィギュアでも買ったらポートレートと同じく使うと思いますけど。。。
背景は、最近多用している黒い背景の上に、めったに使わないグラペを出してみたりしました。
重ねているのは意味なく、単にズボラなだけですw
黒バックの前は、グラペやレザックを含めた一般紙を以前はよく使っていましたけど、
最近は皆さんが多用されていて真似事になりたくはないので避けています。
あと、所有しているサイズが、ねんどろいど等のような小さめのフィギュアしか撮れないA3ぐらいが多いのもあります。。。
ちなみに私は新宿(三丁目方向)の世界堂ってところで紙は買ってます。
都心に住む方にはオススメできるお店。
とりあえず、紹介した環境そのままで撮ってみた感じ。

ねんどろいど ぷち ボーカロイド#1 シークレット はちゅねミク
ライトスタンド・アーム類とかは、微妙にしか写っていないですけど、
個人的にはマンフロットが安心というか、好きですね。
なんとなーく、細かいネジ類まで色々と買ってしまっています。。。


三脚の雲台はマンフロットですが、脚はSLIKです。
まぁ、カメラ周りの機材については、プロフィールの機材紹介とかから見ていただければと思います。
私の撮影方法は、基本的にフィギュアはファインダーを覗きながら大まかなフレームを決めて、
ライブビューで細かい構図やピント合わせをして撮影しています。
ピントは拡大して決めていますが、絞りは試さずにフィーリングで決めていますね。
>>> 続きはここをクリック